りんご

りんご（林檎）の原産地は、中央アジアのコーカサス地方です。

なんと、約４０００年前からも栽培されている世界最古の果物です。日本では明治初期頃から本格的に栽培が開始され始めました。

昔から「１日１個のリンゴは医者を遠ざける」という諺もある健康に良い果物です。

りんごには、ビタミンＣ、カリウム、食物繊維（ペクチン、セルロース）等の栄養素を含みます。

主成分は果糖とブドウ糖です。

酸味のもとで疲労を回復させるクエン酸、リンゴ酸、オタクコサノールを豊富に含みます。

腸内環境を整えるペクチンが豊富で、便秘や下痢の改善に効果があります。

ペクチンはビフィズス菌などの善玉菌を繁殖させてくれます。

また、リンゴポリフェノールに抗酸化作用があり、がんや動脈硬化の予防に効果があります。

カリウムが体内の余分な塩分を排泄して、血圧を下げてくれます。むくみ解消にも役立ちます。りんごは、満腹感を持続させるのでダイエットにも効果的です。

リンゴは、水分をのがさないように薄めのポリ袋にいれて口を閉じ、冷蔵庫で保存しましょう。

また、冷やすと甘味が増して美味しくいただけます。

なお、アルミ鍋の黒ずみを落とすには、リンゴの皮を水とともに鍋に入れて中火で煮ます。クエン酸やリンゴ酸の働きで黒ずみがとれます。